CT、MRI、レントゲンなどの医療画像では、DICOMという形式がよく使われています。
DICOM画像は、通常のJPEG画像とは異なり、患者情報や検査情報なども含めて扱う医療用の画像データです。
そのため、画像を確認するにはDICOMに対応したViewerを使用します。
OHIF Viewerとは
OHIF Viewerは、ブラウザ上で動作するオープンソースのDICOM Viewerです。
専用ソフトを各端末にインストールしなくても、Webブラウザから医療画像を確認できるため、院内システムやPACSと連携した画像表示に向いています。
画像の表示、シリーズの切り替え、拡大縮小、階調調整など、医療画像を確認するための基本的な機能を備えています。

Webで見られるメリット
従来のViewerでは、端末ごとに専用ソフトをインストールしたり、設定を行ったりする必要がありました。
OHIF ViewerのようなWeb Viewerを利用すると、ブラウザから画像を確認できるため、端末管理の負担を減らしやすくなります。また、電子カルテや読影画面など、既存の業務システムから画像表示画面を開くような連携もしやすくなります。
※医療機器認証は受けていませんので医療診断には使用できません。
スマートフォンで確認できるViewer
簡単な確認用途であれば、スマートフォンでDICOM画像を表示できるアプリもあります。
たとえば、IDV(IMAIOS DICOM Viewer)は、スマートフォンやタブレットでもDICOM画像を確認できるアプリです。
端末内のファイルやオンライン上のファイルを開いて、画像のスクロールや調整、計測などを行うことができます。
ただし、スマートフォンでの閲覧は画面サイズや運用面の制約もあるため、診療や読影などの本格的な用途では、院内の運用ルールに合わせて利用方法を検討する必要があります。

既存システムとの連携
DICOM Viewerにはさまざまな種類がありますが、OHIF ViewerのようなWeb Viewerはブラウザで動作するため、既存の電子カルテや読影画面、業務システムから呼び出しやすいというメリットがあります。
たとえば、患者IDや検査番号などをもとに、対象の画像を表示する画面を開くような連携が可能です。
端末ごとに専用ソフトをインストールする必要が少なく、Webシステムとの相性も良いため、既存環境に合わせた形で導入しやすいViewerです。
また、簡易的な確認用途であれば、スマートフォンで利用できるViewerもあります。
弊社では、PACSとの連携、電子カルテや読影画面からの画像表示、既存システムとの連携など、お客様の環境に合わせたご提案を行っています。
お気軽にご相談ください。
